綱島駅 徒歩1分│婦人科、妊婦健診、更年期外来、不妊・妊婦相談、子宮癌検診

綱島西レディースクリニック

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ピル処方

緊急避妊ピル(アフターピル)について

避妊に失敗、または避妊せずに性交渉を行った場合に、性交渉後72時間以内に内服し望まない妊娠を防ぐものです。
妊娠の不安を抱え生活を送ることは大変なストレスになります。
不安なときは我慢せずご相談ください。

■ 緊急避妊ピルが必要と考えられる方
・避妊具をしない性交渉、膣外射精をしてしまった場合
・コンドームの破損、途中で外れてしまった場合 など

■ 避妊失敗率について

避妊方法 失敗率と詳細
膣外射精 22% の方が避妊に失敗したという報告があります。
コンドーム 正しく着用・使用すれば 3%前後 です。
しかし、途中で外れたり、破損した場合は 14% まで上昇すると報告されています。

■ レボノルゲストレル(緊急避妊薬)とは
性交渉があった時から72時間以内に内服を開始します。
内服は1錠のみで終了となります。
避妊率は、24時間以内の開始で95%以上、48時間以内で85%、72時間以内では58%となっています。
時間が経つほど効果が低下するため、できるだけ早い受診をおすすめします。

月経移動(生理日をずらす)について

旅行、温泉、大切な仕事、試験などで生理を避けたい場合に行います。
中用量ピルを内服することで調整を行いますが、10日~14日ほど内服し、内服終了後3日~5日程で生理が始まります。

① 生理を早める方法
2ヶ月ほど先の大事な予定であれば、お薬を10日ほど内服開始し生理を起こさせて、大事な予定までに生理を先に終わらせます。

② 生理を遅らせる方法
大事な予定まであまり時間がない場合は、予定の10日ほど前から生理が来て欲しくない日まで内服し予定が終わってから生理が来るようにします。

医師と相談の上、どちらが望ましいか決定します。
※月経移動のお薬は自費になります。

低用量ピルについて

ピルは、女性ホルモンである「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」が含まれている薬剤です。
効果を十分に発揮し、副作用をなるべく減らすために作られた薬剤です。
もともとは避妊目的で開発されたものですが、ここ最近は月経困難症の改善、出血量の減少、月経前症候群(PMS)の予防、また卵巣がんの予防などでも有用であることが分かっています。
日本ではピル普及率が3%未満と言われていますが、G7など欧米諸国では、アメリカ13.7%、イギリス26.1%、フランス33.1%となっています。
日本では低用量ピルの普及が遅れておりましたが、ここ最近は正しい知識が広まりつつあり徐々に使用率は増加傾向です。

ピルには、自費ピルと月経困難症(生理痛)の治療のために開発された保険ピル(LEP:Lowdose Estrogen Progesterone)の2種類あります。
現在は、1ヶ月に1回生理を起こさせる 28日周期服用タイプ、最長120日間生理を止めておくタイプのものがあります。
生理前後にいつも体調がすぐれない方は後者の内服方法をすることで日常生活を心地よく過ごすこともできます。
患者様の使用目的に合わせた最適なピルを処方いたします。

【当院で扱っているピルの例】
自費: トリキュラー、アンジュ、プラノバール、スリンダ、ファボワールなど
保険: ヤーズ、ヤーズフレックス、ドロエチ、ルナベルULD、フリウェルULD、ジェミーナ、アリッサなど

■ 低用量ピル内服のメリット
① 避妊効果:
100%に近い高い避妊効果があります。
卵巣を休ませている状態となり、排卵が起こらず妊娠が成立しません。

② 生理痛の改善・経血量の減少・出血期間の短縮
低用量ピルを内服することで、自然な状態より子宮内膜が厚くならず、生理の際に出血量が減少し痛みを軽くします。
また内膜が剥がれ落ちる量が少ないため、生理期間の短縮にもつながります。(2日ほどでごく少量で生理が終わる方もいます。)
結果的に生理用ナプキンを頻回に使用することや、長期間ナプキンを使用することによるかぶれなども予防することができます。
いつも生理の度に鎮痛剤を内服する方、お仕事、学校生活に支障をきたすような痛みが出る方は適応があります。

③ 月経不順の改善
低用量ピルを内服することで生理周期が安定します。
周期が安定することで、生理開始日が予測可能となり、急な生理発来で焦ることはなく安心して過ごせます。

④ 月経前症候群(PMS)の緩和
女性はホルモンに支配されていると言っても過言ではありません。
身体の中の急激なホルモンの変化で様々な症状に悩まされます。
低用量ピルを内服することで急激なホルモンの変化を抑え症状を和らげます。

⑤ 肌荒れの改善
ピルを内服することで、ホルモンバランスが安定し肌荒れを改善することがわかっています。

⑥ 卵巣がんの予防
排卵を抑えることで、卵巣への負担を少なくし卵巣がんの罹患率を抑えるという医学的なエビデンスがあります。

■ 低用量ピル内服のデメリット(血栓症のリスクについて)
低用量ピルを内服することで、非常に稀ではありますが、血液が固まりやすくなり、その結果血管が詰まり、心筋梗塞、脳梗塞、肺塞栓などを引き起こすことがあります。
ピル内服の女性1万人あたり、3~9人と報告があります。
※内服しない方は、1万人あたり1~5人、妊娠中の方は5~20人、出産直後の方は40~65人
血栓症を疑うような症状のある方は、循環器内科、血管外科を受診する必要がありご紹介させていただきます。

■ ピル内服中止を考慮すべき症状
以下のような症状があらわれた場合は、内服を中止しすぐにご相談ください。
・ふくらはぎの痛み・太さの左右差、浮腫み
・胸痛、胸が苦しい、呼吸が苦しい
・突然の頭痛、持続性の頭痛、いつもより強い頭痛
・急激な血圧の上昇
・長期間の吐き気
・持続する量の多い不正出血など

■ ピル内服後の妊孕性(妊娠する力)について
以前は、ピルを内服していると妊娠しづらくなるという考えがありました。
現在でもそのような不安も持っている方もおられます。
しかし、医学的にそのようなデータの根拠はなはないことが分かってきました。
ピル内服中は排卵を抑制しますが、内服中止後に排卵機能が低下しているということはありません。
一般的にはピルの内服中止より、正常生理周期の方であれば、5週間前後で生理が再開します。
もともと生理不順の方は、5週間以上かかることもありますが、3ヶ月以内には95%以上の方に生理が再開します。
3ヶ月以上、生理再開がない場合は妊娠やホルモンバランスの変調もある可能性があるため検査をお勧めします。

■ ピルを飲み忘れた場合(WHOによる推奨)
1日飲み忘れた場合(最後の内服から24時間以上48時間以内)
気付いた時点で1錠をすぐに内服し、その後はいつもの時間に1錠内服してください。
※いつも飲む時間に気付いた場合は同時に2錠内服します。

・2日飲み忘れた場合(最後の内服から42時間以上48時間以内)
気付いた時点で1錠をすぐに内服し、その後はいつもの時間に1錠内服します。
※いつも飲む時間に気付いた場合は同時に2錠内服します。
※2日忘れた場合でも、3錠内服することはありません!
ただし、避妊のためにその周期はコンドーム等使用してください。

・3日飲み忘れた場合(最後の内服から48時間以上経過)
現在、内服しているシートの分は中止し、生理再開を待ちます。
生理が始まったら新しいシートで飲み始めてください。
避妊のためにその周期はコンドーム等使用してください。
※ピルは1日でも飲み忘れると出血することがあります。

自費のピルは各種ご用意がありますのでお尋ねください。
不安な点やご不明な点がございましたら、医師やスタッフにお気軽にお尋ねください。