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綱島西レディースクリニック

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梅毒、流行しています。

梅毒は梅毒トレポネ−マによる細菌性の性感染症です。

梅毒の感染者数は、1999年の報告制度の変更以降高水準で推移しており、2023年には感染症法に基づく調査が始まって以降で最も多い報告数となりました。2024年7月28日までの報告者数は、2023年1年間の報告者数の6割に迫る勢いで増加しています。
 
梅毒の感染者数は、男性20代~50代、女性は20代を中心に増加しており、特に女性の感染が急増しています。
 
梅毒の症状は、見かけ健康な時期をはさんで、基本的に3段階で生じます。
 
第1期:患部に痛みのない潰瘍が現れる
第2期:発疹、発熱、疲労感、頭痛、食欲減退がみられる
第3期:大動脈、脳、脊髄、その他の臓器が侵されることがある
 
梅毒は、感染者の粘膜や皮膚と直接接触することで感染するため、主な感染経路は性行為となります。オーラルセックス、アナルセックス、キスでも感染するリスクがあります。
 
妊娠中に梅毒に感染してしまうと、お腹の赤ちゃんに感染し場合によっては死産や早産、新生児死亡や障害もって産まれてくる可能性があります。
 
症状が出るまでに数週間かかる病気なので、自分の症状が梅毒なのか等、判断がつかないときには、産婦人科など専門医の診察を受け、早期発見につなげることがとても重要です。
 
 

院長 篠崎