綱島駅 徒歩1分│婦人科、妊婦健診、更年期外来、不妊・妊婦相談、子宮癌検診

綱島西レディースクリニック

         お問合せについて

045-533-3770(代表)

045-533-3971(FAX)

妊婦さんは乾燥しやすい

妊娠中はホルモンバランスの変化や代謝の活発化により、肌が乾燥しやすくなることがあります。この時期、特に冬場は乾燥が気になる方も多いのではないでしょうか?乾燥対策には、身体の内側と外側の両方からのケアが重要です。
 
まず、肌の保湿ケアを日々の習慣に取り入れることが大切です。お風呂上がりには妊婦用や低刺激の保湿クリームを全身に塗り、特にお腹や胸の周りには妊娠線予防クリームを使うと効果的です。肌が乾燥してかゆみを感じる場合は、あまり掻くのではなく刺激のない程度に冷やしたタオルを当てたり、保湿を重ねて行うことで症状を和らげることができます。
 
また、生活環境も乾燥を防ぐポイントです。加湿器を使って室内の湿度を40~60%に保つことは、肌や喉の乾燥予防に役立ちますし、エアコンやヒーターを使用する際は、直接風が当たらないように注意しましょう。湿度管理が難しい場合は、濡れたタオルを室内に干すだけでも乾燥に対する効果があります。
 
体の内側からの乾燥対策として、こまめに水分補給をすることは基本ですが、温かいスープやノンカフェインのお茶を取り入れると、身体を冷やさずに水分を補給できます。さらに、ビタミンEやオメガ3脂肪酸を含む食品を意識して食べることで、肌の潤いを保つ助けになります。
 
入浴時の注意も大切です。熱いお湯は肌の水分を奪ってしまうため、ぬるめのお湯に短時間浸かるのが理想的です。保湿効果のある入浴剤を選ぶと、入浴中の乾燥を和らげることができます。
 
これらのケアを習慣化することで、妊娠中でも快適に過ごせる肌の状態を維持することができます。もし乾燥や肌トラブルが続く場合は、早めに医師や助産師に相談するようにしましょう。妊娠中の身体は特別な状態にあるため、自分をいたわる時間を大切にしてください。
 
 

院長 篠崎