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綱島西レディースクリニック

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急な冷え込みに。~妊婦さんへアドバイス~

10月も後半に入り、急に寒くなってきましたね。妊婦さんは特に「冷え」に注意が必要です。冷えは血行不良を招き、さまざまな不調の原因になる可能性があります。
妊婦さんに限ったことではありませんが、特に妊婦さんは冷えには注意してください。
 


 

1.体を冷やさない工夫をする

■服装の工夫:
・厚着よりも、脱ぎ着して温度調節しやすい重ね着を心がけましょう。
・お腹、足首、首元など、「首」のつく部分を温めることが大切です。(腹巻、レッグウォーマー、マフラーなどを活用)
・靴下は重ね履きもおすすめです。(あまりきつく締め付けると逆効果になります)
 
■食事と飲み物:
・体を温める食材(根菜類、ショウガなど)を積極的に摂りましょう。
・冷たい飲み物や食べ物は避け、温かいノンカフェイン・無糖の飲み物(白湯、ほうじ茶、ルイボスティーなど)をこまめに摂り身体の内部から温める。
 
■入浴:
・シャワーで済まさず、38℃~39℃くらいのぬるめのお湯にゆっくり浸かってください。

 


 
2.感染症対策

■寒くなるとインフルエンザなどの感染症が流行しやすくなります。
 
■妊婦さんは重症化しやすい場合があるため、医師に相談の上、インフルエンザワクチンなどの接種を検討しましょう。(ワクチン接種に関して、必ず医師に確認してください。)
 
■手洗いうがい、人混みを避ける、マスクの着用など、一般的な予防策も徹底しましょう。

 


 
3.体調管理

■規則正しい生活:
質の良い睡眠とバランスの取れた食事を心がけ、自律神経の乱れを防ぎましょう。
 
■適度な運動:
医師の許可を得た上で、ウォーキングやマタニティヨガなど、無理のない範囲で体を動かし、血流を良くしましょう。
 
■室内の湿度管理:
暖房で空気が乾燥すると、喉や鼻の粘膜の働きが低下し、感染症にかかりやすくなります。加湿器や濡れタオルで湿度を適切に保ちましょう。
急な寒さで体調に変化を感じたり、お腹の張りなどが続く場合は、すぐにかかりつけの産婦人科など医療機関に相談してください。

 
 

院長 篠崎